高校2年生の時に伝統野菜の栽培学習に取り組み、栽培者が減少していることを知りました。地域で引き継がれてきた、育てて食べる「伝統野菜のある暮らし」を広めるため、親しみやすく美味しく食べてもらえる料理を提案したいとお弁当作りに挑戦しました。木曽青峰里山弁当は、フキご飯、伝統野菜あかたつの煮物、山菜えごま和え、赤かぶ漬けなど木曽ならではの素材を活用しています。一押しはホクホクした清内路黄いもと清内路かぼちゃを使った2種の伝統野菜里山コロッケです。油で揚げないため手軽で作りやすく、アクセントにエゴマやとうもろこしを加え広い年代の方に楽しんでいただけるよう工夫しました。お弁当に使ったお米と野菜、漬け物は全て私たち木曽青峰高校生が作ったものを使用しています。
油を使わない手軽なメイン料理に、作り置き素材と混ぜるだけでできる料理を加え、山菜や2色コロッケ、赤かぶ漬けなど彩りや全体的な味のバランスなどを工夫しました。
材料
[4人分]
【伝統野菜里山コロッケ】
牛豚合いびき肉 50ℊ
牛乳 大さじ1
塩コショウ 適量
パン粉 60ℊ
清内路かぼちゃ 250ℊ
清内路黄いも 250ℊ
とうもろこし 適量
エゴマ ひとつまみ
バター 5ℊ
砂糖 大さじ2
作り方
【伝統野菜里山コロッケ】
1.パン粉をフライパンで色がつくまで炒ります。
2.油を熱したフライパンに牛豚合いびき肉、塩コショウを入れ炒めます。
3.かぼちゃ、じゃがいもは皮をむき、小さく切り、ボウルに入れて600wで5分温め、潰しておきます。
4.エゴマは洗い、乾煎りします。
5.3に2を入れ、牛乳を加えて混ぜ、かぼちゃとじゃがいもにエゴマと砂糖を加えて軽く混ぜます。
6.形をととのえて、1のパン粉を全体につけ、トースターで5分焼きます。
ポイント
・パン粉を炒るので香ばしくなります。様子を見ながら加熱し、焦げないように注意してください。
・エゴマを乾煎りすることで風味を引き出せます。
※応募いただいたレシピをそのまま掲載しています