信州の滋味ゆたかな野菜の味を子どもの素直な味覚で覚えてもらえるよう、シンプルな調味としました。ほぼ全ての野菜は通年見かけるような時代ですが、季節毎に変わる作物の味を、目と舌で感じて欲しいと思います。
材料
■スープ
水 400ml
固形スープの素 1個
塩 小さじ1/2(2.5g)
■茹で出汁
水 600ml
昆布 15cm
塩 1g
<好みの野菜>
パプリカ 40g
カリフラワー 80g
ズッキーニ 80g
ジャガイモ 100g
オクラ 2本
ミョウガ 2個
プチトマト 2個
あれば ミツバ、パセリ
作り方
1.冷製スープを取る
鍋に水400mlを沸かし、固形スープの素1個、みりん大さじ1、塩小さじ1/2で味を整え、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やしておく。
2.好みの具材を切る
ズッキーニは輪切り、カリフラワーは一口大、ジャガイモは皮をむき面取りをする。プチトマトはヘタをとり、尻部分に十字の切れ目を入れる。
3.具材を色よく茹でる
鍋に昆布と水600mlを入れ火にかけ、沸騰直前に取り出す。塩ひとつまみ(1g)を入れ、それぞれの野菜に火が通るまで色よくゆで、取り出し冷ます(オクラ・ミョウガ・プチトマトは1分、パプリカ・ズッキーニは2分、カリフラワーは2.5分、ジャガイモは蓋をして15分程度)。茹でた昆布だしは漉して、冷やしておく。
4.冷蔵庫で冷やして味を染み込ませる
完全に冷めた2の具材を、3で冷やした昆布だしを加えた1のスープに入れ、冷蔵庫で1~2時間味をなじませる(チャック式密閉パックで空気を抜くと良い)。
5.盛り付け
ミョウガやオクラ、カリフラワーは好断面を見せるように切り、具材を彩りよく盛り付けたら、つけ出汁となったスープをかける。好みでオリーブやすだちなど柑橘類、ミツバ・パセリなどで彩りよく盛り付ける。
ポイント
・野菜は、ゆで時間によって変色時間が異なるので、オクラやミョウガ、ズッキーニなど、鮮やかな色合いを残せるよう、加熱しすぎに注意する。
・夏の涼やかさを感じられるよう、数種の野菜を使用し、楽しい一皿になるよう工夫する。
※応募いただいたレシピをそのまま掲載しています